インフォメーション
Gumblarウイルスにご注意下さい
昨今の報道にもありますように、昨年からGumblarウイルスの被害が拡大しつづけております。
コムリンクユーザの皆様におかれましても、安全にインターネットをご利用いただくために、以下の点にご注意下さい。
Q1. どうやってGumblarウイルスに感染するのですか?
Gumblarウイルスを拡散するように改ざんされたホームページを開いてしまった時に、
お客様のパソコンに脆弱性と呼ばれるソフトウェアの不具合が残っていると感染してしまいます。
改ざんされたホームページは、見た目やアドレスだけで判断することは非常に困難です。
Gumblarウイルスも日々更新されるため、ウイルス対策ソフトの定義ファイルが間に合わない場合もあります。
お客様のパソコンから常に脆弱性を無くし、ウイルスに感染しづらい状態を維持することが重要です。
Q2. 感染するとどんな影響がありますか?
●お客様のパソコンを遠隔から操作される。
●お客様の通信内容を盗聴される。
●ホームページをお持ちのお客様は、お客様のページを改ざんされ、Gumblarウイルス拡散に悪用されてしまう。
●ウイルス対策ソフトへの機能妨害。
●検索サイトの検索結果を改ざんし、悪意のあるホームページへお客様を誘導する。
などの様々な悪影響を及ぼします。
Q3. なんの脆弱性を悪用されるのですか?
Gumblarウイルスは、主にAdobe Reader、Flash Player、Java Runtime の脆弱性を悪用します。
Microsoft製ではないこれらのソフトウェアは、Windows Updateでは更新されません。
定期的にそれぞれのページから最新版を入手し、更新を行って下さい。
Adobe Reader : http://get.adobe.com/jp/reader/?promoid=BPBQN
Flash Player : http://get.adobe.com/jp/flashplayer/?promoid=BPCKX
Java Runtime : http://www.java.com/ja/download/
Q4. Q3の3つのソフトウェアだけ更新すれば安全ですか?
いいえ。安全ではありません。
現在はQ3に挙げたソフトウェアの脆弱性の悪用が主な感染原因となっておりますが、
別のソフトウェアの脆弱性の悪用が加わる可能性もございます。
また、Gumblar以外のウイルスにも注意を払う必要がございます。
Q5. Macを使っているので安全ですか?
Gumblarウイルスに対しては、現在のところ安全です。
ただし、Macが感染対象になる可能性や、その他ウイルスへの予防対策は必要です。
MacOSのソフトウェアアップデートや、その他ソフトウェアのアップデートを、Windowsパソコン同様に定期的に行って下さい。
Q6. 具体的には何に注意すれば良いですか?
●Microsoft Updateを定期的に実行する●
Microsoft UpdateはMicrosoft Office製品なども同時にアップデートされます。
Word、Excel、PowerPointなどの脆弱性も、ウイルス感染目的に頻繁に悪用されます。
●パソコンにインストール済みの、その他ソフトウェアの定期的なアップデート●
ご利用のパソコンやソフトウェアのサポート情報をご確認下さい。
●ウイルス対策ソフトのインストールと、定期的な定義ファイルの更新●
ウイルス対策ソフトは、定義ファイルを更新しなければ機能いたしません。
また、Microsoft社が無償のウイルス対策ソフトウェア "Microsoft Security Essentials" を公開しております。